italk+運用ガイド

Updated on 1998/12/3


目次

  1. はじめに
  2. 動作環境とコンパイル
  3. 起動
  4. 運用
  5. 停止
  6. italkクライアント

1. はじめに

このドキュメントでは、italkサーバーitalk+バージョン0.90[COWBERRY]の運用について説明します。 italkの概要や使い方に関しては、italkホームページを参照してください。 italk+バージョン0.8x以前の運用については、当該バージョンのアーカイブ中のitalk-server.htmlを参照してください。 また、italk+の変更履歴は、italk+変更履歴を参照してください。


2. 動作環境とコンパイル

UNIX系OS、Windows 9x/NT(Cygwin必須)、BeOSで動作します。 コンパイルには標準C(ANSI C)対応コンパイラが必要です。 詳しくはcowberry.txtを参照してください。 ただし、開発・運用は主にFreeBSD 2.xとSunOS 4.xで行っていますので、 それ以外のプラットフォームでは十分にテストしていません。


3. 起動

起動時の書式は以下の通りです。

italk-server [-dhP] [-l logdir] [-p port] [-r URL]
	[-A hrs] [-I mins] [-M admin] [-U hrs]

起動すると、ログディレクトリにロックファイル(italk-server.pid)を作り、そこにプロセスIDを記録します。 kill-italkによってサーバーを停止するとこのファイルは消されます。

以下のオプションを指定できます。 大文字のオプションは特殊な場合以外は使用する必要はありません。 -h-rも指定しない場合は、 refuse.shtmlをログディレクトリに置いてください。

-d
デフォルトでは起動時にデーモン化(fork()setsid()して制御端末を切り離す)します。 このオプションを指定するとデーモン化せず普通のプロセスとして動作します。 Windows NTでサービスとして実行する場合に指定します。
-h
[重要] HTTPサービスを提供します。 詳しくは添付のitalk+のHTTPサービスについてを参照してください。 -rとは両立しません。
-l
[重要] ログディレクトリ(ログ・伝言・ユーザー情報などを記録するディレクトリ)を指定します。 デフォルトは起動時のカレントディレクトリです。 環境変数ITALK_LOGDIRによりデフォルト値を変更することができます。 同じログディレクトリを使って複数のサーバーを動かすことはできません。
-p
[重要] クライアントからの接続を受け付けるTCPのポート番号を指定します。 デフォルトは12345です。 環境変数ITALK_PORTによりデフォルト値を変更することができます。 このポートより1小さいポート番号を副プロトコル用ポートとして使用します。
-r
HTTPアクセスを指定のURLにリダイレクトします。 詳しくは添付のitalk+のHTTPサービスについてを参照してください。 -hとは両立しません。
-A
アナウンスのexpire期限を時間で指定します。 デフォルトは168時間(7日)です。 0にするとexpireしません。
-I
ユーザーのアイドル時間を表示するかどうかのしきい値を分単位で指定します。 デフォルトは5分です。
-M
管理者のメールアドレスを指定します。 /wの出力やHTMLファイルで使用されます。 デフォルトでは実ユーザIDのログイン名とホスト名からでっちあげます。
-P
xitalkbiffなどが使う副プロトコル用ポートを提供します。 以前のバージョンとは意味が逆になっていますので注意してください。 このオプションを指定しても、古い(アイトークプロトコル1.0未対応の)xitalkbiffで接続することはできません。
-U
ユーザー情報(wtmp)のexpire期限を時間で指定します。 デフォルトは720時間(30日)です。 0にするとexpireしません。

4. 運用

基本的にはメンテナンスフリーで動作しますが、 以下のような点に注意してください。


5. 停止

kill-italkを実行すると、italk+は停止します。

停止は、サーバープロセスにSIGTERMを送ります。 環境変数ITALK_LOGDIRで示されるログディレクトリ(未設定時はカレントディレクトリ)のロックファイルからプロセスIDを取得します。 ロックファイルがない場合はpsの出力からプロセスIDを取得します。

BeOSではkillteamをインストールしておく必要があります。


6. italkクライアント

UNIXのtelnet(1)を始め、各種telnetクライアントをitalkのクライアントとして使用することができます。 ただし、文字コードの設定に注意してください。 とくに、受信日本語コードをEUCにしておかないと日本語がまったく読めません。 また、italk+はtelnetプロトコルの特殊文字を解釈せずに捨ててしまいますので、 モード変更などはうまく動作しないおそれがあります。

専用クライアントについては、italk関連プロジェクト一覧[クライアント]を参考にしてください。


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